国連行財政

   2011年は、PKO予算については要員の経費引き上げ、及び2012-2013年2ヵ年通常予算が議論の焦点となりました。PKO要員の経費については、5月及び6月に開催された第5委員会においてPKO要員派遣国が大幅な引き上げを求めたことが議論のきっかけとなり、最終的に一度限りの補足的支払いや本件を議論するためのシニア・アドバイザリー・グループの立ち上げ等を内容とした合意が加盟国間で成立しました。10月から12月の第5委員会で議論された2ヵ年予算については、事務総長が予算案の策定に際して対前2ヵ年予算からの3%削減を提案し、審議の結果、対前2ヵ年予算(実績値)比で約5%の削減を実現しました。なお、国連予算が対前2ヵ年予算比で減少するのは、1998-1999年以来14年ぶりのことです。我が国としても、審議当初から事務総長の予算削減イニシアティヴへの支持を表明し、米や欧州の主要財政貢献国と協調し一貫して財政規律の強化を主張し、予算案の削減を実現しました。

 

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