貧困と開発

国連と開発

 世界中で数十億人もの人々が、飢えや貧困に苦しみ、十分な食料や飲み水、教育、医療を受けられないという問題に直面しています。また、環境、人口、HIV/AIDS問題、情報技術格差(デジタル・ディバイド)など地球規模の問題も山積しています。
国連は、2000年9月の国連ミレニアム・サミットで採択された国連ミレニアム宣言を基に、開発分野における国際社会共通の目標として、ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals: MDGs)を策定しました。極度の貧困と飢餓の撲滅などMDGsに掲げられた8つの目標を2015年までに達成できるよう、国際社会としての一層の努力が求められています。
 また、2012年6月には、国連持続可能な開発会議(リオ+20)が開催されました。1992年の国連環境開発会議(地球サミット)から20周年を迎えたことを受け、各国首脳によって①持続可能な開発及び貧困根絶の文脈におけるグリーン経済、②持続可能な開発のための制度的枠組みに関する政治的文書が発出されました。

日本の取り組み

 日本は、より良い世界を築くために国際社会が一体となって取り組むべき目標としてMDGsを重視しています。日本が積極的に推進してきた人間の安全保障の実現のためにも、二国間のODA及び国連開発計画(UNDP)や国連児童基金(UNICEF)等の国際機関を通じたODAなどを効果的に活用し、2015年までのMDGsの達成に向けて積極的に貢献してきています。特に、保健・教育分野への貢献を引き続き重点的に行います。
    また、日本政府として、2015年以降の国際開発アジェンダに関する議論についても、積極的に貢献していきます。 2012年6月に行われた国連持続可能な開発会議(リオ+20)には玄葉外務大臣が出席し、我が国として「緑の未来」イニシアティブを実行していくことを表明しました。また、2013年6月には、「第5回アフリカ開発会議」を開催し、アフリカの発展に貢献しました。


関連リンク

[MDGs関連]


[リオ+20関連]


[日本の開発政策全般] 


[資料]



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