国連平和の鐘式典及び「コインでつなぐ平和の鐘」の出版記念会
2016年9月16日
16日午前9時(当地時間)より,国連本部日本庭園にて国連平和の鐘式典が行われました。本式典には,潘基文事務総長,ピーター・トムソン第71回国連総会議長をはじめとする多数の国連関係者,別所国連代表部特命全権大使夫妻,国連平和メッセンジャーのジェーン・グドール氏,マイケル・ダグラス氏,ミドリ氏,レオナルド・ディカプリオ氏,グローバル・ティーチャー賞受賞者のHanan Al hroub氏,ノーベル平和賞受賞者のレイマ・ボウィ氏,タワックル・カルマン氏,シーリーン・エバーディー氏や各国常駐代表等各国代表部関係者等が出席し,「国際平和の日」を祝いました。
冒頭,国連合唱団による合唱に続き,潘基文事務総長及びトムソン第71回総会議長が挨拶し,世界平和への誓いを新たにするとの意義を込めて「平和の鐘」を鳴らしました。最後に,垂水ヴァイオリン財団によるヴァイオリン演奏が行われ,終始和やかな雰囲気の中,式典は終了しました。
また,同日午後1時から,「コインでつなぐ平和の鐘」の出版記念会が開催され,当代表部からは岡村善文特命全権大使が出席しました。同出版記念会では著者で「平和の鐘」寄贈者のご息女である髙瀨聖子氏と参加者であるニューヨーク育英学園及びリセ・ケネディ日本人学校の生徒が著書の一部を朗読し,また,髙瀨氏から平和の鐘に関する歴史やその想いについての紹介がなされました。
(注:国連平和の鐘は,故中川千代治氏の発意により,平和の象徴として,日本の国連加盟(1956年)に先立つ1954年に寄贈されました。2000年には,日本国民とNY在住日本人の寄付で鐘の設置場所に日本庭園が造営されました。)
※式典の概要はUN WEB TVの動画でご覧いただけます。 |