7月16日、大阪成蹊女子高校の学生27名が、日本政府代表部を訪れ、堤太郎参事官による講話を受けました。
冒頭、堤参事官より自身の外務省に入省するまでの経緯について説明しました。次に、国連の組織構造について説明した上で、日本自身の国益のためにも、気候変動や軍縮など、一ヵ国では解決できない様々な問題について重要な役割を担う、国連は重要な場である旨述べました。最後に、学生へのアドバイスとして、グローバルな視点、即ち「地球の裏側の人々の視点に立つことができ、その喜びや心の痛みを共有できること」という視点が重要である旨説明しました。
参加した学生は、堤参事官の学生時代や外交官の道を選んだきっかけ、また、外交官として働く上で直面する困難や課題に関して質問し、堤参事官は自身の担当案件に対する取り組みに言及しながら一つ一つ丁寧に答えました。
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