3月9日(月)、東京大学大学院の学生11名が日本政府代表部を訪れ、深堀参事官による講話を受けました。
深堀参事官は、冒頭、集団安全保障体制や、世界で最も正当性を持った国際機関である点に触れつつ、国連の概要・特徴について説明しました。続いて、国連総会と安全保障理事会(安保理)の意思決定方法の違い、安保理の圧倒的な権限について述べ、その上で、安保理改革の重要性について強調しました。
また、軍縮・不拡散やポスト2015開発アジェンダについて説明し、最後に、国連において軍縮・不拡散「外交」を行っていく上では、理想とともに、現実を客観的に見る、冷静な視点が必要である旨述べました。
講話後、武器貿易条約(ATT)や核兵器不拡散条約(NPT)、国連改革等、学生からの多数の質問に対し、深堀参事官は、具体例を用いて丁寧に答えました。
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