3月3日、横浜市立大学の学生11人が、国連政府代表部を訪れ、久野公使による講話を受けました。
久野公使より、学生の学問範囲である、「人間の安全保障」、「アフリカの女性」、そして「経済社会発達」に基づきながら、現在日本が重視している女性問題及び人権問題について説明しました。また、現在国連憲章にどのような重要性が存在するかや、女性の地位委員会や国連ウィメンへの日本の貢献度、そして世界でのジェンダーの主流化についても述べました。
更に、ミレニアム開発目標やポスト2015開発アジェンダについて述べたほか、人間の安全保障のための信託基金の設立や現在の進行状況などについても触れ、「積極的平和主義」という日本の姿勢や、安保理改革が国際社会にとってどのような役割を果たすのかについて説明しました。
講話後、参加した生徒から、人間の安全基金のための信託基金、ミレニアム開発目標、女性問題及びアフリカ支援の重要性に関する質問が挙げられ、久野公使はそれらに対し丁寧に答えました。 |