11月7日(金)、大妻女子大学の学生23名が日本政府代表部を訪れ、吉川大使、清水公使より講話を受けました。
清水公使より、冒頭、国連発足時から現在に至るまでの歴史について説明し、各時代において国連の役割や日本の国連外交がどのように変化してきたかについて、具体例を挙げながら述べました。次に、配布資料を用いて日本の平和維持活動や人権分野での取り組みについて紹介しました。また、9月に行われた第69回国連総会ハイレベルウィークにも触れ、来年の国連創設70周年を迎えるにあたっての主な課題を説明しました。
続いて、吉川大使より、現在国連の最優先課題の一つであるエボラ出血熱を取り上げ、日本政府としてどのような支援を行っているかについて、一般討論演説で安部総理が述べたプレッジの内容に触れつつ、説明しました。更に、学生の関心事項であった安保理改革についても述べ、最後に、国連という現場に留まらず、一人一人が平和、開発、人権などの問題に目を向けて欲しいというアドバイスを行いました。
学生からは、安保理改革、日本政府の貢献、国際機関における邦人職員数についてなど、具体的な質問が数多くされました。
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