「平和の鐘」式典
2014年 9月19日
9月19日(金)、当地国連本部Rose Gardenにて、国際平和の日を祝う「平和の鐘」式典が行われました。我が方からは、国連安保理会合出席のため同時期に当地を訪問していた薗浦外務大臣政務官、吉川元偉特命全権大使夫妻が出席しました。
「平和の鐘」は世界60カ国の貨幣を鋳造してつくられ、1954年6月8日に日本国際連合協会を通して、当時の宇和島国連協会支部長であった中川千代治氏から国連に寄贈されたものです。「国際平和の日」(9月21日)を祝して国連本部にて行われる本式典では、必ずこの鐘が鳴らされます。また、同鐘は、当初設置されていた国連内の日本庭園に、来年再移設される予定であり、Rose Gardenでの式典は本年が最後となります。
本式典には、潘基文事務総長夫妻、H.E. Sam Kahamba Kutesa 第69回国連総会議長夫妻をはじめとする多数の国連事務局関係者及び各国代表部関係者、国連平和メッセンジャーの五嶋みどりさん、Dr. Jane Goodall、Mr. Yo-Yo Ma、国連ユースチャンピオンであるMs. Adrienne Monique Colemanが出席し、「国際平和の日」を祝いました。冒頭、ジョン・レノンの「イマジン」が合唱されました。その後、潘基文事務総長は世界の平和を訴えるとともに、式典参加者に対し黙祷を呼びかけ、「平和の鐘」を鳴らしました。 (了)
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