7月11日(金)、大阪成蹊女子高等学校学生15名が日本政府代表部を訪れ、高橋参事官、角書記官による講話を受けました。
冒頭、高橋参事官から、国連の概要について、国連の直面する主な課題を含め、説明しました。そして、安全保障理事会の役割について述べ、安保理の改革の必要性について具体的に、自身の仕事内容や経験に触れながら、説明しました。
続いて角書記官から、国連における女性関連施策について説明がありました。実際に会合で行われたスピーチや写真を用いて、女性への暴力の撤廃やエンパワーメント促進に向けて行われている日本を含む国際社会の取り組みについて述べました。
講話後、学生から安保理選挙や紛争下の性的暴力等の具体的なトピックについて積極的に質問が行われました。外交官や国連の職員になるために学生のうちから出来ることは何かという質問に対し、高橋参事官、角書記官から日頃から国際的なニュースに関心を持つことや言語習得の重要性について話しました。更に、自身の学生時代の話や外務省入省に至った経緯を説明し、最後に学生へアドバイスを送りました。
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