国連加盟60周年記念 日本古典映画上映会
2016年5月6日
5月6日(金)、当地ジャパンソサエティにおいて、日本の国連加盟60周年を記念し、小津安二郎監督の「生れてはみたけれど」の上映会を行いました(主催:国際連合日本政府代表部及びジャパンソサエティ)。
当日は、映画解説から始まり、吉川大使による冒頭挨拶の後、上映会がスタートしました。今回上映した映画「生れてはみたけれど」は、小津安二郎監督が手がけたサイレント映画の中で最高峰と称されています。「家族」をテーマとした本作品は、終始会場内を笑いに包み、和やかな雰囲気を生み出していました。
上映会後、来場者からは「小津の映画はニューヨークだとお金を出してもなかなか見ることができないので、今夜は貴重な機会。国連関係者を招待するというのは、小津映画を通して日本の良さを発信する意味で秀逸なアイデアだと思う。」という声が挙がった他、中には「小津は日本のチャップリンだ」と賞賛する国連関係者もおり、イベントは盛況のうちに終わりました。 |