国連活動、要員及び施設の安全強化に関する小澤俊朗国連大使ステートメント
2004年5月12日
今般の事務総長による国連の安全のための追加的予算要求は、2003年8月19日のバクダットにおける国連に対する攻撃がなされた後の安全状況を踏まえて作成されたものと承知している。国連が国際社会から期待される役割を果たすためには、その活動、要員及び施設の安全確保が根本的に重要であり、我が国は、これまでも安全の問題を重視してきた。我が国のこのような立場は、現在もなんら変わらない。
国連行財政問題諮問委員会(ACABQ)が専門・技術的な立場から、また、客観的な立場から、今般の安全に関する事務総長要求に対する勧告を行っている。我が国政府は、ACABQが行ったこれら勧告は、妥当であり、敬聴に値すると考えており、同委員会の勧告がベースとなり、加盟国のコンセンサスが図られることを期待している。
国連行財政問題諮問委員会(ACABQ)が専門・技術的な立場から、また、客観的な立場から、今般の安全に関する事務総長要求に対する勧告を行っている。我が国政府は、ACABQが行ったこれら勧告は、妥当であり、敬聴に値すると考えており、同委員会の勧告がベースとなり、加盟国のコンセンサスが図られることを期待している。
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