国際平和の日における国連平和の鐘式典及び国連平和祈念献茶式・和合の茶会

令和5年9月13日
9月13日午前10時(当地時間)より、国連本部日本庭園横にて国連平和の鐘式典が行われました。本式典には、国連側よりアントニオ・グテーレス事務総長、デニス・フランシス第78回国連総会議長、アミーナ・J・モハメッド国連副事務総長、メリッサ・フレミング・グローバル・コミュニケーション担当事務次長が、日本側より石兼国連代表部特命全権大使夫妻、千玄室ユネスコ親善大使等が出席し、「国際平和の日」を祝いました。
 

グテーレス事務総長、デニス・フランシス第78回国連総会議長が挨拶し、世界平和への誓いを新たにするとの意義を込めて「平和の鐘(※)」を鳴らし、式典は終了しました。
 
「国連平和の鐘式典」に引き続いて、国連代表部と裏千家の共催により、国連本部内カタール・ラウンジにて、「国連平和祈念献茶式・和合の茶会」が行われました。
 
裏千家から千玄室大宗匠の御出席を得て開催されたこの式典には、デニス・フランシス第78回国連総会議長、アミーナ・J・モハメッド国連副事務総長、メリッサ・フレミング・グローバル・コミュニケーション担当事務次長、石兼国連代表部特命全権大使夫妻の他、各国常駐代表及び国連関係者、併せて約100名程度が参列しました。
 

石兼国連代表部特命全権大使、千玄室大宗匠、デニス・フランシス第78回国連総会議長、アミーナ・J・モハメッド国連副事務総長の順に挨拶し、その後、献茶の儀として、千大宗匠が、一碗のお茶を献じ世界平和を祈念された。続いて、和合の茶会が始まり、参加者全員に対して呈茶され、和やかな雰囲気の中式典は終了しました。
 

※「平和の鐘」は世界60カ国の貨幣を鋳造してつくられ、1954年6月8日に日本国際連合協会を通して、当時の宇和島国連協会支部長であった中川千代治氏から国連に寄贈されたものです。毎年、「国際平和の日」(9月21日)を祝して国連本部にて行われる本式典では、必ずこの鐘が鳴らされます。

※各式典の概要はUN WEB TVの動画(平和の鐘式典:リンク、平和祈念献茶式・和合の茶会:リンク)でご覧いただけます。