奥・井ノ上日本青少年国連訪問団の国連代表部等訪問
平成30年3月27日
3月27日,平成29年度国際理解・国際協力のための全国中学生作文コンテスト及び国際理解・国際協力のための高校生主張コンクールの特賞受賞者8名が「奥・井ノ上記念日本青少年国連訪問団」として国連日本政府代表部を訪問し,川村泰久大使他と意見交換を行いました。
同訪問団は,平成13年度に当時外務省国連政策課長であった故・奥克彦大使の発案により始められたものであり,イラクの平和と復興を願いつつ平成15年に殉職した奥大使及び井ノ上書記官の功績をたたえるとともに,日本の青少年に世界の平和と繁栄に貢献することの大切さを伝えるとの意義を踏まえ平成17年度より両名の名前を冠することとなったものです。
川村大使からは外務省同期入省であった奥大使との思い出に触れながら,これまでの外交交渉の経験や国連代表部での仕事について説明しました。また,国連で議論されている紛争予防の重要性について,予防にかかる費用と実際に紛争が起きてしまった場合にかかる費用を具体的な数字を出しながら比較するとともに,昨年安保理ミッションで訪問したアフリカ・サヘル地域が直面している安全や開発の問題などを話しました。訪問団学生の皆さんからは,外務省入省を選んだ理由,これまでの仕事で一番重要だったことなどについての質問がなされ,和やかな雰囲気の中,活発なやりとりが行われました。
また,一行は当代表部への訪問に加え,アメリカ代表部,イラク代表部,ユニセフ本部,国連難民高等弁務官事務所,UN-Womenを訪れ,それぞれの訪問先で組織の概要や具体的な仕事内容などについて説明を受けました。また,国連で活躍する邦人職員と昼食懇談会を行い,一行から邦人職員に対し将来の夢を叶えるために今できることや職員の学生時代のエピソードを聞くなど,様々なテーマについて質疑が行われました。
同訪問団は,平成13年度に当時外務省国連政策課長であった故・奥克彦大使の発案により始められたものであり,イラクの平和と復興を願いつつ平成15年に殉職した奥大使及び井ノ上書記官の功績をたたえるとともに,日本の青少年に世界の平和と繁栄に貢献することの大切さを伝えるとの意義を踏まえ平成17年度より両名の名前を冠することとなったものです。
川村大使からは外務省同期入省であった奥大使との思い出に触れながら,これまでの外交交渉の経験や国連代表部での仕事について説明しました。また,国連で議論されている紛争予防の重要性について,予防にかかる費用と実際に紛争が起きてしまった場合にかかる費用を具体的な数字を出しながら比較するとともに,昨年安保理ミッションで訪問したアフリカ・サヘル地域が直面している安全や開発の問題などを話しました。訪問団学生の皆さんからは,外務省入省を選んだ理由,これまでの仕事で一番重要だったことなどについての質問がなされ,和やかな雰囲気の中,活発なやりとりが行われました。
また,一行は当代表部への訪問に加え,アメリカ代表部,イラク代表部,ユニセフ本部,国連難民高等弁務官事務所,UN-Womenを訪れ,それぞれの訪問先で組織の概要や具体的な仕事内容などについて説明を受けました。また,国連で活躍する邦人職員と昼食懇談会を行い,一行から邦人職員に対し将来の夢を叶えるために今できることや職員の学生時代のエピソードを聞くなど,様々なテーマについて質疑が行われました。






