奥・井ノ上記念日本青少年国連訪問団の国連代表部等訪問

令和6年3月26日
3月26日、令和5年度国際理解・国際協力のための全国中学生作文コンテスト及び国際理解・国際協力のための高校生主張コンクールの特賞受賞者8名が「奥・井ノ上記念日本青少年国連訪問団」として国連日本政府代表部を訪問しました。
 
同訪問団は、平成13年に当時外務省国連政策課長であった故・奥克彦大使の発案により始められたものです。その後、イラクの平和と復興を願いつつ平成15年にイラクにおいて殉職した奥大使及び井ノ上書記官の功績をたたえるとともに、日本の青少年に世界の平和と繁栄に貢献することの大切さを伝えるとの意義を踏まえ、平成17年度より両名の名前を冠することとなりました。
 
26日、山崎大使より、これまでの在外経験や国連代表部での仕事や国連が世界平和に果たしてきた役割、奥大使及び井ノ上書記官の志を継ぎ、持続可能な世界への貢献を続けて欲しいとエールが送られました。
 
また、一行は当代表部への訪問に加え、イラク代表部、UNICEF事務所を訪れ、それぞれの訪問先で組織の概要や具体的な仕事内容などについて説明を受けました。また、国連で活躍する邦人職員と昼食懇談会を行い、仕事での経験談や就職方法等について活発な質疑が行われました。