2011年

 

第65回国連総会における「リビアの人権理事会理事国資格停止」決議案(A/65/L.60)採択後の西田大使による一般ステートメント(和文骨子)

 

 

●昨年、我々が第64回総会において人権理事会理事国として選出したリビアにおいて、深刻かつ組織的な人権侵害が行われていることを深く懸念しており、本決議案の共同提案国となった。自国民に対する武力行使及び暴力を非難し、暴力による多くの犠牲者に対し心から哀悼の意を表すると共に、多くの被害者にお見舞いを表明する。また、加害者が司法の裁きを受けることを要求する。


●また、ムアンマル・アル・カダフィ革命指導者をはじめリビア当局が、リビア国民に対する暴力をただちに停止すること、そして人権理事会決議S-15/1及び安保理決議1970を直ちに遵守することを強く求める。


●更に、事態が沈静化した後、リビアが締結しているすべての国際人権諸条約に従って、幅広い国民の意見を十分に反映した改革を行い、人権の保護・促進に取り組むことを強く期待する。