2012年

 
 

国連海洋法条約30周年記念レセプション

2012年12月10日

 

12月10日(月)、国際連合日本政府代表部主催の国連海洋法条約30周年記念レセプションがジャパンソサエティーにて開催されました。

 

冒頭、西田恒夫特命全権大使は、「国連海洋法条約」に基づく紛争の平和的解決に触れつつ、この30年間の海洋法条約に関する我が国の基本的な姿勢を説明しました。続いて、第3次国連海洋法会議議長であるトミー・コー(Tommy Koh)大使、柳井俊二国際海洋法裁判所長、栗林忠男慶応大学名誉教授、サトヤ・ナンダン(Satya Nandan)元国際海底機構事務局長といった、国連海洋法条約の成立に大きく貢献した人たちからのスピーチがありました。これらのスピーチにおいてスピーカーたちは、条約採択から今日までの海洋法の発展を祝しつつ、まだ同条約に参加していない国々による条約締結への期待を述べるとともに、海洋における議論を平和的に解決することは、特にアジア圏において非常に重要であると具体例をあげて述べました。

 

会場には各国の代表部を中心に100人以上のゲストが集まる盛会となりました。

    

 

冒頭挨拶をする西田恒夫大使

冒頭挨拶をする西田恒夫大使

講演されるトミー・コー(Tommy Koh)大使

講演されるトミー・コー(Tommy Koh)大使

講演される柳井俊二国際海洋法裁判所長

講演される柳井俊二国際海洋法裁判所長

 
講演される栗林忠男慶応大学名誉教授

講演される栗林忠男慶応大学名誉教授