7月21日、平成23年春の叙勲において旭日中綬章(Order of the Rising、Gold Rays with Neck Ribbon)を受章したブルース・ジェンクス前UNDPパートナーシップ局長に対して、西田恒夫国連大使より勲章の授与が大使公邸にて行われました。
ジェンクス氏は、2010年までの10年間にわたり、UNDPにおける先進諸国との関係の責任者として、UNDPによる開発支援活動の基盤となるドナー諸国からの任意拠出金の確保に努め、その事業拡大に貢献し、我が国との関係強化に寄与しました。
勲章伝達式において、西田大使は、ジェンクス氏と出会ったのは経済協力局(現、国際協力局)長であった2001年にさかのぼるとのエピソードを交えつつ、同氏がパートナーシップ局長として日本との関係強化に大きく貢献したことを紹介し、同氏への祝意を表しました。
勲章の授与に引き続き、ジェンクス氏より今回の叙勲に対して天皇陛下、日本政府関係者に対して深甚なる謝意が表されるとともに、日本が開発援助分野で一貫して主導的な役割を果たしていること、そのような日本との間で強固なパートナーシップを築くことができて光栄であったこと、今後ともますます日本とUNDPの関係が発展することを願っている旨述べました。 |