2007年7月30日、国連日本代表部において日米の子供たちの国際交流促進のためのイベント、「松井秀喜選手の2007年インターナショナル・フレンドシップ・プログラム」が行われました。
今年のテーマは「国連の役割を学ぶ」。スタテンアイランド・ヤンキースと金沢リトル・リーグの少年たちは、国連経済社会開発局の紛争解決担当である田頭麻樹子国連職員より国連の仕組みや紛争が子供たちに与える影響などについて説明を受けました。また、参加者は日本の子供たちの生活を描いたDVDを鑑賞したり、日本のおやつを楽しんだりしました。
イベントのハイライトはニューヨーク・ヤンキースの松井選手の登場です。少年たちは松井選手に対する尊敬の念、そして名プレイヤーになるとの夢を伝えました。松井選手は「翌日の試合でホームランを打ってください」との金沢リトル・リーグの選手たちのリクエストに対し、精一杯努力すると約束しました。イベントにおいては、大島賢三大使と松井秀喜選手の挨拶に続いて、松井選手との握手と記念撮影が行われました。
スタテンアイランド・ヤンキースと金沢リトル・リーグの交流が行われた5日間の中で、このイベントは最も大規模なものであり、70名以上の子供たち、その父兄や保護者、そして40名以上の記者が参加しました。翌日、松井選手は子供たちとの約束どおり、シカゴ・ホワイト・ソックス戦にてホームラン2本を放ちました。
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