国際連合日本政府代表部は2月12日、「今も残る美しい日本の風景」をテーマとした剪画展のオープニングレセプションを国連で開催しました。国連レクリエーションクラブ「ジャパンブック・クラブ」と日本剪画協会の共催により、100名を超えるゲストが国連事務棟ロビーでのレセプションに出席しました。この展示会では日本剪画協会から18点の作品が展示されました。
剪画は高度に洗練され、且つ複雑な形状の「切り紙」と呼ばれる日本の伝統的な工芸です。切り紙が伝統的工芸とされる一方、剪画は単純で繊細な直線・曲線、彩色などの細かい作業の組み合わせで、日本工芸の中で独特かつ正統な地位を築いてきました。
小寺次郎大使による挨拶に続き、石田良介日本剪画協会会長が挨拶を行いました。またレセプションにおいては剪画を使ったDVDの上映と剪画の制作過程を示すデモンストレーションも行われました。
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