2009年

 
 

安保理改革に関する高須大使の講演会(6月23日)

2009年6月23日

6月23日、国連日本政府代表部の高須幸雄大使が日本協会において国連安全保障理事会における日本の役割について講演を行いました。

 

戦略・国際問題研究センター(CSIS)のマイケル・グリーン日本部長の司会により、高須大使は主として安全保障理事会改革について講演し、現在の安全保障理事会の構造が今日の世界の現状に適合していないこと、改革を行わなければ、安全保障理事会の決議及びその実施の正統性が損なわれることに言及しました。

 

さらに、大使は、安全保障理事会改革において、日本が常任理事国になるべき立場にあること、そして、我が国が常任理事国になることは、我が国のみならず、米国を含む世界の全ての国にとって有益になると述べました。

 

講演後、高須大使はグリーン部長の司会による質疑応答を行い、日本国内の政治状況、国際機関と安全保障理事会との比較及び「保護する責任」についての聴衆からの質問に答えました。

 

講演後に行われたレセプションで、高須大使は招待客や報道機関関係者と懇談しました。

安全保障理事会改革についての日本協会における高須大使の講演


安全保障理事会における日本の役割について語る高須大使の講演の様子


聴衆からの質問に答える高須大使