6月9日(木曜日)18時30分から、西田大使公邸において「東日本大震災への支援に対する感謝の集い」を開催しました。
震災発生以来、ここニューヨークにおいては、潘基文国連事務総長をはじめとする多くの国連職員の方々並びに当地国連常駐代表をはじめとする各国代表部の方々から、暖かい支援と励ましのお言葉をいただきました(参考1)。この感謝の集いにおいては、実際に潘事務総長及び震災直後に実際に日本での支援に携わった国連関係者の方々、さらには各国代表部の大使の方々に加え、トリビオン・パラオ大統領の出席を頂きました(参考2)。そして、この集いにおいては、西田大使からこのような支援と励ましに対する心よりの感謝の気持ちと、日本が責任ある国際社会の一員として、今後も国連、国際社会と協力して、被災地の復旧・復興に努めていく決意であることを伝えました。
また、当日は、国連HIV/AIDSハイレベル会合に出席するためニューヨークを訪問していた伴野副大臣も出席し、国連、国際社会の支援に日本が勇気づけられ、日本が決して独りではなく、今後とも国際社会とつながって復興に努めていきたいとの気持を、出席していた方々に伝えました。
これに対し、潘事務総長からは、暖かい支援の言葉とともに、日本が必ずやこの災害を乗り越えることを確信しているとの挨拶がありました。
(参考1)
3月17~23日にかけて、当代表部において東日本大震災被害者への弔問記帳を受け付け、潘事務総長はじめ多くの国連関係者及び124カ国の各国国連常駐代表部から133名の方々が弔問記帳に来られました。 (その様子:ここをクリック)
(参考2)
・国連からは、震災直後に、国連人道問題調整部(OCHA)の国連災害評価調整(UNDAC)調査団が日本に派遣されました。
・国連児童基金(UNICEF)からは、日本ユニセフ協会を通じ震災被災地の子供への支援を中心とした活動を現在も行っています。
・国連広報局は、「日本の人たちとの連携」ビデオメッセージを作成すると共に、潘事務総長他、五嶋みどり女史をはじめとする国連平和メッセンジャーの著名人からのメッセージをYou Tubeで配信しました。
|