2012年

 
 

東日本大震災追悼・復興レセプションの開催

 

 

2012年3月8日

3月8日(木)、西田大使は、東日本大震災から1年を迎えるのを前に、犠牲者を追悼するとともに、これまでに日本が世界各国から受けた支援に対する感謝を改めて表明し、復興に向けて努力する姿を伝えるためのレセプションを開催しました。

 

本レセプションには、潘基文国連事務総長はじめ、国連関係者や各国常駐代表を中心に約260名の方に御出席頂きました。

 

本レセプションでは、始めに1分間の黙祷を行い、続いて西田大使より震災発生後、国際社会から受けた暖かい励ましと支援に対し改めて謝意を表明するとともに、「開かれた復興」を進めていく我が国の決意を述べました。また、第56回婦人の地位委員会に日本が提出した「自然災害とジェンダー」決議に言及しながら、日本が防災分野をはじめとするグローバルな課題に積極的に取り組み、強靱な社会の構築に貢献していくことを表明しました。

 

続いて挨拶に立った潘事務総長からは、日本語を交えつつ、犠牲者への追悼と被災者へのお見舞いの言葉が述べられました。同事務総長は、昨年8月に被災地を訪問した時のことに触れ、被災者が秩序を守っていることに感銘を受けた旨述べ、日本の力強い復興を応援し、国連が今後も被災地の復興を支援していくことを表明しました。また、日本語の「絆」は国際社会の連帯を意味すると延べ、日本と国連及び国際社会との連帯を出席者に強く印象付けました。

 

西田大使スピーチ(英文)

潘基文事務総長スピーチ(英文)

 


黙祷


西田大使挨拶


潘事務総長挨拶


会場内の様子