2003年

   
 

国連庭園における茶の湯

2003年6月25日

2003年6月25日、原口幸市大使は国連庭園において茶の湯の会を催しました。各国代表部の常駐代表を含め招待されたゲストは、裏千家茶の湯センター・会員の皆さんのお点前を見学し、そのあと和菓子・緑茶を楽しみました。


茶道の歴史は、15世紀に禅僧であった村田珠光(1422-1502)が、格式を打ち破り四畳半の茶室で客をもてなしたことに始まります。そして千利休(1522-1591)により、その心の美学はさらに高められることとなりました。利休は「侘び」を重んじることにより、茶の湯に会した人々の精神的高揚を得ようとしたのです。山田氏は「茶道」という言葉自体も「茶の道」だけではなく「人の生きる道」という意味を持つと指摘します。


今日、何百万人もの日本人が茶道を研究し、追究しています。茶道や日本の伝統美術に関する詳しい情報は、The Virtual Museum of Japanese Arts(英語のみ)をご覧ください。