2月4日夕刻、西田大使は、平成24年度戦略的実務者招聘「カリコム若手外交官招聘」の招聘者一行の復路当地立ち寄りの機会を利用し、同招聘者及び当地のカリコム諸国代表部関係者と懇談会を行いました。
本懇談会には、セントビンセント常駐代表をはじめ計6カ国のカリコム諸国代表部関係者及び被招聘者である7名の若手外交官(アンティグア・バーブーダ、セントビンセント、バルバドス、ハイチ、ジャマイカ、ベリーズ及びカリコム事務局より1名ずつ)が出席しました。
西田大使は、懇談会の冒頭に、我が国国連外交の主要関心事項及び今後のカリコム諸国との協力の可能性についてスピーチを行いました。
続いて、若手外交官を代表し、セントビンセント外務省職員のアダムス氏が今回の招聘事業及び本懇談会に関する謝辞を述べました。
その後、当代表部館員と出席した各カリコム常駐代表等と意見交換を行い、被招聘者は訪問先での経験や印象、ブリーフィングの成果等について、熱心に語っていました。
「カリコム若手外交官招聘」は、カリコム加盟国の有為な若手外交官を日本に招き、日本の外交及び各種の政策についてブリーフィングを行うとともに、京都・広島などの地方視察を通じて日本の文化や歴史にも触れることを目的とするものです。平成18年の開始以来42名の招聘を実施し、将来の日・カリコム関係を担う貴重な人材の育成に寄与しています。
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